こんにちは。みそら税理士法人 上吹越(かみひごし)です。

あらゆる局面で、財務資料が必要に
経営者の方々の最大の関心は、「資金繰り」にあるかと思います。 「どれぐらいの資金があれば、ひとまず安心か?」というご意見を頂くことがありますが、 平時であっても、コロナ禍であっても、手元資金の目安としては、 「固定費の6ヶ月分」とお伝えさせて頂くことが多いです。 ざっくり申しますと、「固定費」のなかでも、給料・家賃が大きい金額になると思いますので、 手元資金として、この2つの金額の6ヶ月分あれば、 休業等で売上高が0円になったとしても、なんらかの対策をうてる時間的猶予があるかと思います。 この「固定費の6ヶ月分」の金額を把握するために、月次で試算表を作成しておくことが必要になります。 また、今月以降の売上代金の入金予定・仕入代金等の支払予定、借入金の返済予定、 給料・家賃等の支払日時を記入した、『資金繰り表』などがあれば、 より明確にお金の流れを把握でき、今後必要な資金もつかむことができます。

返済予定表の作成も忘れずに
弊社では、月次決算の資料に下記のような最新の返済予定表をつけております。 各行から受けている融資の返済予定表を1枚の一覧表にまとめておけば、 月々の返済額の把握、今後の返済予定、どの融資を一括返済するか、 金融機関にどの融資の巻き直しをお願いするか、など様々な対策を検討する際に用いることができます。 お客様からもご好評頂くことが多い資料の一つです。 ぜひ、自社でもお作りになってみてはいかがでしょうか?