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2025年4月18日

【2025年版】税理士試験日程ガイド|試験日・申込から合格発表まで完全網羅


税理士を目指す方にとって、年に一度の税理士試験は最大の関門です。計画的に学習を進め、万全の態勢で試験に臨むためには、試験日程や手続きに関する正確な情報を早めに入手しておくことが不可欠です。

この記事では、2025年(令和7年)の税理士試験について、主要日程、試験科目、申し込み方法、合格発表、試験地など、受験に必要な情報を網羅的に解説します。

【重要】 正式な情報は、必ず国税庁の公式サイトで発表される「税理士試験受験案内」をご確認ください。

目次

【最重要】2025年(令和7年)税理士試験の主要日程一覧

まずは、2025年の税理士試験に関する主要な日程をまとめました。

  • 試験案内公告日(官報公告): 2025年4月4日
  • 受験申込受付期間: 2025年4月21日~5月9日
  • 試験実施日(試験期間): 2025年8月5日~8月7日の平日3日間
  • 合格発表日: 2025年11月28日

2025年(令和7年)税理士試験の試験日はいつ?科目別時間割も確認

税理士試験は、例年8月上旬の平日3日間にわたって実施されます。科目ごとに試験日時が異なるため、自分が受験する科目のスケジュールを正確に把握しておく必要があります。

試験実施期間(8月5日~8月7日)の詳細

2025年の試験実施期間は、2025年8月5日~8月7日の平日3日間となっています。

各試験科目の日程と時間割(タイムテーブル)

【1日目】(2025年8月5日(火))

  • 9:00~11:00:簿記論
  • 12:30~14:30:財務諸表論
  • 15:30~17:30:消費税法 又は 酒税法

【2日目】(2025年8月6日(水))

  • 9:00~11:00:法人税法
  • 12:00~14:00:相続税法
  • 15:00~17:00:所得税法

【3日目】(2025年8月7日(木))

  • 9:00~11:00:国税徴収法
  • 12:00~14:00:固定資産税
  • 15:00~17:00:住民税 又は 事業税

必須科目(簿記論・財務諸表論)の日程

例年通り、試験1日目の午前・午後に実施されます。

  • 簿記論:1日目 9:00~11:00
  • 財務諸表論:1日目 12:30~14:30

選択必須科目(所得税法・法人税法)の日程

所得税法と法人税法は、今年は同日に実施されます。

  • 法人税法:2日目 9:00~11:00
  • 所得税法:2日目 15:00~17:00

選択科目(相続税法、消費税法など)の日程

その他の選択科目は、3日間に分散して実施されます。

試験当日の注意点(時間厳守、持ち物など)

  • 時間厳守: 試験開始時刻に遅刻すると、原則として受験できません。余裕をもって会場に到着しましょう。交通機関の遅延なども考慮に入れることが大切です。
  • 持ち物:
    • 受験票(最も重要!)
    • 筆記用具(黒又は青のボールペン・万年筆、修正液又は修正テープ、鉛筆、シャープペンシル、消しゴム)
    • 計算器具(電卓など。使用できる機種に制限あり)
    • 時計(計時機能のみのもの。スマートウォッチ等は不可)
    • 身分証明書(念のため)
    • (必要な場合)科目免除通知書など
    • 昼食・飲み物(会場によっては購入できない場合あり)
    • 上着(会場の空調対策)
  • その他:
    • 試験会場や注意事項は、受験票や受験案内で必ず確認しましょう。
    • 携帯電話やスマートフォンは、試験時間中は電源を切り、指定された場所にしまう必要があります。
    • 体調管理も重要です。試験直前に体調を崩さないよう気をつけましょう。

受験申し込み完全ガイド:申込受付期間と手続き方法【2025年】

税理士試験を受験するには、定められた期間内に所定の手続きで申し込みを行う必要があります。

申込受付期間はいつからいつまで?【必着】

2025年の申込受付期間は、2025年4月21日から5月9日となっています。最終日必着(最終日までに申込書類が指定場所に届いている必要がある)ではなく、受付最終日の通信日付印有効(郵便局の消印が最終日ならOK)となっています。締切間近の郵送は避け、余裕をもって手続きしましょう。

受験案内の入手方法(Webサイト、郵送など)

例年、受験案内(申込用紙含む)は以下の方法で入手できます。

  1. 郵送での請求: 国税庁(国税審議会)に郵送で請求します。ただし、郵送の場合は期間が2025年4月7日から2025年4月25日まで(当日までの通信日付印有効)となっているので余裕をもって請求しましょう。
  2. 各国税局・沖縄国税事務所での窓口交付: 直接窓口で受け取ることも可能です(2025年4月7日から2025年5月9日まで)。

申込方法:郵送?オンライン?具体的な手順解説

現在のところ、税理士試験の受験申し込みは原則として郵送のみです。オンラインでの申し込みはできません。

【申し込み手順】

  1. 受験案内の入手: 上記いずれかの方法で受験案内を入手します。
  2. 受験願書の作成: 受験案内に同封されている受験願書に必要事項を正確に記入します。
  3. 必要書類の準備: 受験資格を証明する書類や写真など、必要な書類を揃えます(詳細は後述)。
  4. 受験手数料の納付: 指定された方法で受験手数料を納付します(詳細は後述)。
  5. 書類の郵送: 受験願書と必要書類一式を、受験案内に記載された宛先に一般書留、簡易書留又は特定記録郵便で郵送します。

提出が必要な書類一覧(受験願書、写真、受験資格証明書など)

提出が必要な主な書類は以下の通りです。詳細は必ず受験案内で確認してください。

  • 税理士試験受験願書: 必要事項を記入し、受験手数料分の収入印紙を消印しないで貼付。個人番号(マイナンバー)の記載に併せて、個人番号(マイナンバー)が確認できる書類の写しを添付。
  • 受験申込書(兼写真票): 必要事項を記入し、写真を貼付。
  • 写真: 縦4.5cm×横3.5cm(パスポートサイズ)、申込前6ヶ月以内に撮影したもの。脱帽・正面向・顔中心の人物配置で背景が無地のもの。カラー写真であること。裏面に氏名を記入。
  • 受験票: 住所・氏名などを記入した上で85円分の切手を貼付。
  • 受験資格を有することを証する書面: 初めて受験する場合や、前回の受験から期間が空いている場合などに必要です。卒業証明書、成績証明書、合格証明書、職務経歴証明書などが該当します。コピーが必要な場合や原本が必要な場合があります。
  • (該当者のみ)試験科目の免除申請に必要な書類: 科目免除を受ける場合に提出します。

受験手数料と納付方法

受験手数料は、受験する科目数によって異なります。

【2025年の受験手数料】

  • 1科目:4,000円
  • 2科目:5,500円
  • 3科目:7,000円
  • 4科目:8,500円
  • 5科目:10,000円

納付方法: 例年通り、以下の方法で納付できます。

  • 収入印紙: 税理士試験受験願書の所定の箇所に受験申込科目数及び受験手数料を記入の上、受験手数料に相当する収入印紙を消印をしないで貼ってください。現金、郵便切手、証紙等では受け付けられませんので注意してください。

申込時の注意点(記載ミス、期限厳守)

  • 記載ミス: 願書の記入漏れや誤りは、受付されない原因となります。楷書で丁寧に、正確に記入しましょう。
  • 写真: 規定サイズ・規格に合った、本人確認ができる鮮明な写真を貼りましょう。
  • 証明書類: 必要な証明書類が揃っているか、有効期限は切れていないかなどを確認しましょう。
  • 手数料: 正しい金額を納付し、証明書類を忘れずに貼り付けましょう。
  • 郵送方法: 必ず一般書留、簡易書留又は特定記録郵便で郵送します。普通郵便では受け付けられません。
  • 期限厳守: 申込期間最終日当日までの通信日付印有効ですが、余裕をもって発送しましょう。

合格発表はいつ?発表日と確認方法【2025年/令和7年】

試験勉強の成果がわかる合格発表は、受験生にとって最も気になる情報の一つです。

合格発表予定日

2025年の合格発表は、2025年11月28日となっています。

合格発表の方法(国税庁HP、官報、合格証書郵送)

合格発表は、以下の方法で行われます。

  1. 国税庁ホームページへの掲載: 合格発表日(例年は午前10時頃)に、合格者の受験番号が掲載されます。
  2. 官報への掲載: 氏名及び受験番号が官報に掲載されます(5科目合格者=税理士試験合格者)。
  3. 結果通知書の郵送: 受験者全員に、合否及び科目別得点が記載された結果通知書(合格者には合格証書)が郵送されます。発表日当日に発送されるため、到着は数日後になります。

合格後の手続きについて(科目合格通知など)

  • 科目合格者: 合格した科目については、「科目合格通知書」が送られてきます。これは次回以降の受験で科目免除を証明する大切な書類ですので、紛失しないように保管しましょう。
  • 5科目合格者(官報合格者): 「税理士試験合格証書」が送られてきます。税理士登録をする際に必要となります。
  • 税理士登録: 5科目に合格し、かつ実務経験などの要件を満たせば、税理士会に登録申請を行うことができます。

2025年(令和7年)税理士試験の試験地(会場)について

試験会場は、受験申し込み時に選択した試験地(都道府県)内のいずれかの施設になります。

試験実施予定地(都道府県)一覧(予想)

例年、以下の都道府県で試験が実施されています。2025年も同様の都道府県で実施される可能性が高いです。

北海道、宮城県、埼玉県、群馬県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、熊本県、沖縄県

具体的な試験会場はいつわかる?受験票で確認

受験申し込み時に希望する試験地(都道府県)を選択しますが、具体的な試験会場(大学や貸会議室など)は、自分で選ぶことはできません。

試験会場は、7月下旬頃に郵送されてくる受験票に記載されています。受験票が届いたら、必ず会場の場所と交通アクセスを確認しておきましょう。

【補足情報】2025年 税理士試験に関するQ&A

受験資格に変更はある?

2023年度(令和5年度)試験より、会計学科目の受験資格が緩和され、学識に関する要件が不要となりました。これにより、簿記論・財務諸表論については、誰でも受験可能となっています。

税法科目については、学識、資格、職歴のいずれかの要件を満たす必要があります。 現時点(2025年4月)で、2025年度試験に向けてさらなる受験資格の変更に関する公式発表はありません。 最新の情報は、必ず国税庁の受験案内で確認してください。

【参照】 国税庁ウェブサイト「税理士試験受験資格の概要」https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/shikaku/shikaku.htm

試験科目の免除申請について

以下の条件に該当する場合、試験科目の免除を申請できます。

  • 大学院での学位取得による免除: 税法または会計学に関する修士または博士の学位を取得した場合、条件に応じて一部科目が免除されます。
  • 国税従事者(税務署OBなど)の免除: 一定期間、国税に関する事務に従事した経験がある場合、条件に応じて一部科目が免除されます。

免除申請には、別途証明書類の提出が必要です。詳細は国税庁のウェブサイトや受験案内で確認し、不明な点は国税審議会に問い合わせましょう。

試験に関する問い合わせ先

税理士試験に関する一般的な問い合わせは、国税庁 国税審議会 税理士分科会が窓口となります。 連絡先は、受験案内の公告時に国税庁ホームページ等で確認できます。

国税庁 国税審議会 税理士分科会 電話:03-3581-4161(代表)

まとめ:正確な日程把握で2025年税理士試験合格へ!

この記事では、2025年(令和7年)の税理士試験について、日程や手続きを中心に解説しました。

税理士試験は長丁場の挑戦です。試験日程や申込手続きを正確に把握し、余裕をもって準備を進めることが、合格への第一歩となります。

必ず国税庁の公式サイトで最新・正確な情報を確認しよう!

試験に関する正式な情報は、必ず国税庁が発表する「令和7年度 税理士試験受験案内」をご確認ください。例年4月上旬には国税庁ホームページに掲載されますので、定期的にチェックすることをおすすめします。

国税庁 税理士試験情報ページ: https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/zeirishi.htm

皆さんの2025年税理士試験合格を心より応援しています!


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