うちの業種で平均的な給与はどれぐらい?|大阪の税理士【みそら税理士法人】

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労務関係
2016年2月8日

うちの業種で平均的な給与はどれぐらい?


こんにちは。廣岡会計事務所 河村です。

河村

日々、経営者の皆さまからお話を伺う中で

頻繁に、組織や人についての話題が出てきます。

例えば、「採用について」や「人事・組織体制を強化していきたい」、

「賞与はいくらにしようか」…などです。

そのような中で、今回は、従業員の職務満足に関することからはじめ、

厚生労働省が実施している賃金に関する調査の一部をご案内したいと思います。

 

衛生要因と動機付け要因

アメリカの臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグが提唱した、職務満足に関する要因に、

「衛生要因」と「動機付け要因」という考え方があります。

 

衛生要因

これらが満たされないと、仕事の不満足を引き起こすもの。

ただし、満たされたからといって、満足感に繋がるわけではないものです。

例えば、

「会社の方針」「作業条件」「職場環境」「人間関係」「給料」「雇用の安定」 などがあります。

 

動機付け要因

これらが満たされると、仕事の満足感を得て、従業員のやる気に繋がるもの。

ただし、欠けているからといって、不満足を引き起こすものではないものです。

例えば、

「仕事の達成感」「責任の増大」「仕事のやりがい」「自己成長」 などがあります。

 

不満がない状態(衛生要因が満たされている)と、満足な状態(動機付け要因が満たされている)とは

全く別のものと考えられます。

従業員がやる気を持って仕事をするには、衛生要因を増大しているだけでは効果がなく、

動機づけ要因を満たしていかなければならないということになります。

例えば、給料をいくら上げても、仕事のやりがいを感じていなければ、

やる気を引き出すことができないということです。

 

平均的な給料はどれぐらい?

衛生要因のなかでも、給与については財務に直接影響もあることから、

どれぐらいが妥当なのか、他社はどれぐらいの給与水準なのか などの質問

を伺うこともよくあります。

そこで、厚生労働省が実施している【賃金構造基本統計調査】の一部をご紹介

していきたいと思います。

建設業


製造業

 

他の業種についてのご報告は次回以降へ続きます…

 

 

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