自社の強みを活かしたアイデアを検討する | みそら税理士法人 大阪オフィス

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税務/会計
2021年1月13日

自社の強みを活かしたアイデアを検討する


こんにちは。みそら税理士法人 上吹越(かみひごし)です。

今回は「自社の強み」がテーマとなります。

経営環境が大きく変わり、厳しい経営を求められる状況となっています。

改めて、自社を見つめ直し、強みを再発見・再認識し、アイデアを再考してみましょう。

社会の変化を考える

新型コロナウィルス感染症による社会の変化として、下記のようなことが考えられます。

出所:経済産業省 NEDO 『コロナ禍後の社会変化と期待されるイノベーション像』より抜粋

変化に対応するためのアイデアを考える

社会の変化に対応したアイデアを検討するために、SWOT分析を使うと、頭の整理が進みやすいかと思います。

SWOT分析では、経営環境を、外部環境・内部環境に分類します。

さらに、各環境を以下のように分類します。(画像内の①~④の部分)

【外部環境】

・機会(Opportunity):追い風、チャンス(タラレバでもOK)

・脅威(Threat):逆風、ピンチ

【内部環境】

・強み(Strength):他社と比較して優れている経営資源

・弱み(Weakness):他社と比較して劣っている経営資源

進め方として、まず、外部環境の項目を洗い出します。

続いて、内部環境の項目を洗い出します。

そして、各項目をクロスさせて分析・アイデア検討を行います。(画像内の⑤~⑧の部分)

どこに注力すべきなのか、どの部分は捨てるべきなのか、

経営者様のみではなく、従業員様とお話しながら進めて頂くのも良いかと思います。

アイデアは実行してこそ

ここまででアイデアの洗い出しができました。

が、せっかくのアイデアも実行しなくては意味がありません。

とはいえ、すべてのアイデアを実行するのは難しいので、

どのアイデアから実行に移すべきか、優先順位をつけていただければと思います。

優先順位をつける手法として、以下3つの観点から配点する方法があります。

・実現可能性:今の状況でどれぐらい実現の可能性があるか

・抜本対策度:自社の事業戦略の構造を変える抜本対策かどうか

・影響度  :自社に与える効果があるか

SWOT分析で出てきたアイデアを、上記観点から配点頂ければ、優先順位をつけることができます。

あとは、実行するのみです。

ぜひ、自社でも実践してみてはいかがでしょうか?

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