個人型確定拠出年金(iDeCo)を活用しませんか?|大阪の税理士【みそら税理士法人】

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税務/会計
2017年6月9日

個人型確定拠出年金(iDeCo)を活用しませんか?


こんにちは 廣岡会計事務所 奥長でございます。

最近は少しずつ暑くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は、今話題の個人型確定拠出年金(iDeCo)の活用方法について、ご紹介いたします。

 

『iDeCo』とは?

 

『iDeCo』とは、『個人型確定拠出年金』の愛称で、老後のためにお金を積み立てる場合に税制上の優遇が受けられる仕組みのことです。

今までは法律の壁があり、加入が出来ない方もいらっしゃいましたが、法律の改正により2017年1月から広く多くの方が加入できるようになりました。

簡単に言いますと、iDeCoは税の軽減という恩恵を受けながら、将来の貯金が出来る年金制度の1つとなります。

 

iDeCoには以下のような5つの特徴があります。

 

加入資格

・20歳?60歳の方が加入可能となります。(厚生年金被保険者は、20歳未満も可能です。)

ただし、以下の方は加入が出来ませんのでご注意ください。

?自営業者など第1号被保険者で、国民年金を納めていない方(免除される方も含む。)

?『企業型確定拠出年金』加入対象者のうち、会社が認めていない方の場合

 

iDeCoの拠出限度額(2017年1月現在)

以下の金額まで、掛け金を掛けることが出来ます。

 

税制上のメリットとは?

iDeCoは以下のような所得税上のメリットがございます。

 

例えば、以下のようなケースで見ていきましょう。

 

 

『iDeCo』のデメリットとは?

『iDeCo』には、メリットばかりでなくデメリットもございます。

? 60歳までは原則として引き出すことが出来ない為、お金が眠ってしまう。

? 前納、後納などの納付方法の選択肢は無く、残高不足等で振込が出来ていない場合は、追加で納付をすることは出来ません。

? 現状、取扱金融機関の数が十分でなく、窓口などで運用したい商品などを相談することが出来ません。

ご相談の際は、iDeCo専用のコールセンターをご利用ください。

? 金融機関は1つのみ選択可能で、変更の際には手数料等のコストがかかります。

 

以上の点も踏まえて、老後の生活安定のために『iDeCo』を活用した運用をされてはいかがでしょうか?

 

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