税理士が教える”値決め”の極意|大阪の税理士【みそら税理士法人】

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経営支援
2016年7月9日

税理士が教える”値決め”の極意


こんにちは。廣岡会計事務所 高橋です。

?橋

今回は、【値段】について記載したいと思います。

特別ご提供価格

定価 100,000円 → 特別ご提供価格40,000円

などの表記は日常よく見かけますね。。。

 

これは心理学的に「アンカリング効果」を利用したものです。

「アンカリング効果」とは、

最初もしくは同時に提示された特定の特徴や数値(価格)・情報が印象に強く残ることによって、

消費者の判断基準に影響を与える心理的な効果をいいます。

 

いくらに見えますか?

時計

例えば、この時計について、あるグループに

Q1.  50万円より高いと思いますか?安いと思いますか?(yes or no)

Q2.  ではいくらだと思いますか?

という質問をすると、平均的な答えは35万円くらいになるようです。

 

次に、別のグループに

Q1.  5万円より高いと思いますか?安いと思いますか?(yes or no )

Q2.  ではいくらだと思いますか?

という質問に対しては、平均的な答えは8万円くらいになり、その差は歴然です。

 

つまり、最初の提示金額(数値)が大きく印象として残り、後の判断に影響を及ぼすのです。

はじめにインプットされた情報が基準になるということです。

 

値決め

定価10万円のところ、特別価格4万円でご提供!

(本当に10万円の価値があるかどうかは別として)

と言われると、相当お得感が出るのはこの効果によるといわれています。

消費者の立場としては見慣れた表記ですが、値決めの際のヒントになりますね。

 

 

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