こんにちは。廣岡会計事務所 高橋です。
今回は、会社の基礎体力とも言われる【自己資本比率】について考えてみたいと思います。
貴社の自己資本比率は何%ですか?
私どもが重要視している財務指標の一つに、【自己資本比率】というものがあります。
簡単にいうと、「この数字が高いほど倒産リスクが低い会社」ということが言え、
金融機関等も重要視している指標です。人間の体でいうと、
「足腰の強度・基礎体力」と言い換えられるかも知れません。
貸借対照表の構成は、このように、左側がプラスの財産(=資産)、
右側がマイナスの財産(=負債)となっており、資産と負債の差額(=自己資本)、
つまり黄色の部分が大きいほど良いわけです。
自己資本比率は【自己資本/資産】の式で求められますから、
この会社の場合は、30/100=30% ということになります。
中小企業の場合は是非40%以上を目指していただきたいと思います。
50%を超えてくると、財務安定度はかなり高い、と言えるでしょう。
ちなみに、上場企業では・・・
ファストリテイリング(ユニクロ) 63%
JT 52%
楽天 10%
ソフトバンク 11%
などとなっております。
?
もちろん自己資本比率だけでは会社の良否は判断できませんが、非常に重要な指標です。
自己資本比率を向上させるには色々な要素が絡むのですが、一番重要なのは
【利益を上げて内部留保を高める】ことであることは間違いありません。
?
弊所では、自己資本比率向上のための利益計画策定のサポートをさせて頂いております。
お気軽にご相談ください。
〈姫路・神戸の経営支援、資金調達、相続に強い税理士・公認会計士 廣岡会計事務所 ブログ〉