freeeを使えば税理士は不要になるのか?税理士が解説します!|神戸の税理士【みそら税理士法人】

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神戸
2020年3月18日

freeeを使えば税理士は不要になるのか?税理士が解説します!


こんにちは。みそら税理士法人でございます。

「クラウド会計ソフトのfreeeを使えば税理士は要らないって本当?」

「クラウドソフトだけじゃ不安。税や会計の専門家である税理士にお願いしないと難しくない?」

いろいろな意見があって、どうすれば良いのか迷ってしまいます。

 

結論から言うと、”freeeを使えば税理士が不要になる人”と”そうではない人”がいます。

確かに一昔前までは、簿記や所得税法などの知識がある人、しっかり理解している人でないと自力では難しかったため、帳簿や申告書の作成は税理士に依頼するのが一般的でした。

だけど「税理士の顧問契約にかかる料金が高そうで心配」という悩みをかかえる事業主さんもいます。

そんなお悩みは『クラウド会計ソフトfreee』をチェックしてみてください。

なぜfreeeを使うと税理士が不要になるのか、freeeさえあれば本当に税理士は必要ないのか?についてもわかりやすく解説します。

 

freeeを使えば税理士が不要になる理由

freeeは複数ある『クラウド会計ソフト』の中でもシェアNo.1のソフトです。

freeeでできることは税理士に依頼する内容と重なる部分が多く、一部を紹介すると以下のようになっています。

 

  • 決算書の作成
  • 帳簿の作成
  • 日々の経理業務・管理
  • 経済状況を把握する⇒売り上げ・利益の詳細を分析して見える化できる
  • 確定申告(青色・白色・不動産申告にも対応)
  • 消費税申告

 

これらすべてを『自力』でやろうとするとかなり複雑。

簿記などの知識がないと計算ミスや記載漏れも起こりがちです。

帳簿を付ける作業は思った以上に煩雑で、時間不足など多くの悩みが発生しがちです。

freeeを導入すれば簿記や税、会計の知識がなくても、経理の記帳作業などを自動化できます。

請求書発行・経費計算・入金&支払い管理もできます。

freeeはインストールも不要で作業はクラウド上で完結。

PC(MacでもOK)・スマホ・タブレットなど、ネット環境さえあればどこでも・何人でも効率的に作業できるのが特徴で、データ共有も可能です。

freeeがあれば税理士不要になれると言われている理由の一つです。

※:freeeの初期設定では「口座登録」と「開始残高の設定」が必要です。

 

税理士から見た顧問税理士が不要だと思うfreeeユーザー

クラウド会計サービスfreeeを使えば、すべてのユーザーが税理士不要になるわけではありません。

税理士から見た顧問税理士が不要だと思うfreeeユーザーは以下のタイプです。

 

  • 個人事業主の方(売り上げや事業規模が小さい場合の)
  • 経理の記帳作業を自動化したい人
  • ITで管理することに抵抗がない人(ネットバンキングやクレジットカードと紐づけが必要)
  • 会計の知識に自信がない人(複式簿記などが苦手)
  • Macユーザー(クラウド会計ソフトはMacが使えないものがほとんどだから)

 

freeeには更新作業が要らず、買い替える必要もありません。

しかも自分1人ではどうしても心配…というときはfreeeの公式アドバイザー(税理士)からのサポートが受けられます。

わからないことが発生したときにも、メール・チャット・電話などで気軽に税理士に質問できるなら安心です。

クラウド上で素早く質問できるのは忙しい個人事業主さんにとって心強いことでしょう。

 

税理士から見た顧問税理士が必要だと思うfreeeユーザー

freeeのようなクラウド会計サービスがあれば、税理士に依頼する仕事を効率的に処理できますが、それでも税理士の力が必要な事業主さんは多くいます。

税理士から見て、顧問税理士が必要だと思うfreeeユーザーは以下のとおりです。

 

  • 法人の会社を経営している人⇒法人税の知識が必要になる
  • 会社の規模拡大によって会計ソフトだけではカバーしきれない人
  • 節税について正しく効率的に行うためのアドバイスが欲しい人
  • 1000万円を超える売り上げがある人
  • 税務調査で指摘されたことがあるもしくは不安な人
  • ITにあまり精通していない人(PC入力作業やスマホの操作が苦手など)
  • 対面で相談したり問題解決したりする必要性を感じる人

 

法人の決算申告は個人事業主のそれとは違って複雑です。

法人税の知識がないと、正しく決算申告することが難しくなってきます。

ネットで調べただけで乗り切るのは大変になるので、頑張って申告できたとしても後で税務調査が入ったとき指摘される可能性があるのです。

すでに法人化している、もしくは売り上げが上がっていて事業規模拡大などを考えている人には顧問税理士に依頼したほうがベストでしょう。

きめ細かい相談が受けられ、税務調査の時も立ち会ってもらえるて安心です。

法人の事業主として信用度を高めるためにも、クラウド会計ソフトfreeeの使用だけでなく、顧問税理士の知識を生かしたサポートを受けてみることをおすすめします。

 

まとめ

クラウド会計ソフトfreeeを 使えば、勘定項目を選択するだけで複式簿記の帳簿に自動変換できて大変便利です。

決算・帳簿・日々の経理業務の管理・経営分析までしっかり行えますので圧倒的に生産性を向上させる効果が期待できますね。

freeeなら、スタートアップしたての企業や個人事業主の方にピッタリのツールと言えます。

しかし、法人化した会社の場合は税金の計算が複雑化し、経営や節税についての相談相手も必要になってきます。

個人事業主だけど売り上げが大幅にアップしている場合も同様です。

freeeという便利なツールを最大限に利用しながら顧問税理士を雇うことも視野に入れましょう。

クラウド会計ソフトを導入することはもはや時代の自然な流れです。

従来のソフトよりもコストカットにもつながり、freeeの導入に積極的な税理士も増えていますよ。

クラウド会計の導入を考えているけれど同時に顧問税理士にも相談したいとお考えなら、freee認定アドバイザーでもあるみそら税理士法人へご相談ください。

クラウド会計の導入を検討している方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

クラウド会計の活用事例の記事はこちら

 

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