『革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金(平成28年度第2次補正予算)』について|【神戸で愛されて30年】神戸の税理士 みそら税理士法人

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2016年9月19日

『革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金(平成28年度第2次補正予算)』について


こんにちは。廣岡会計事務所 廣岡でございます。

廣岡

 

2016年8月24日に「地域未来投資促進事業」として平成28年度第2次補正予算案額1,001.3億円が計上されました。

それにより、2016年(平成28年)10?11月以降の募集開始が見込まれます。

なお、今回採択された後の期間は短く、原則2017年(平成29年)3月までに事業が完了するもの、に限られるようです。

 

そもそも『補助金』と『助成金』の違いとは

両者(補助金・助成金)ともに、政策上、行政(国や地方自治体など)から支給される原則、返済義務のない資金です。

一定の条件に合致した場合に申請することができ、採択されることで事業にかかる経費の一部を補助金・助成金という形で後から支給されます。

 

両者(補助金・助成金)は「申請した場合に必ず支給されるか/されないか」に大きな違いがあると言えます。

 

『補助金』

採択件数・金額が事前に決まっており、申請しても必ず給付されるとは限りません。審査を経て給付を受けることが出来ます。

 

『助成金』

所定の条件に合致した場合、所定の様式で申請すれば原則給付されます。

 

『革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金(地域未来投資促進事業に包含)』とは

2種類用意されることが予定されております。

「イノベーション型」に多くの補助額を割り当てていることから、企業経営に「Iot・ビッグデータ・AI・ロボット」の導入を促し、付加価値の増大・生産性の更なる向上を目指す意図だと考えられます。

 

≪補助金の概要≫

無題

 

※『no2 生産性向上型(通常)』の場合、以下に該当する計画は補助上限が増額されます。

※雇用・賃金を増やす計画の場合:補助上限:2倍。

※最低賃金引上げを行う計画の場合:補助上限:1.5倍。

※上記2つに該当する計画の場合:補助上限:3.0倍。

 

今後の想定されるスケジュール

・2016年(平成28年)10月?11月:募集開始

・2016年(平成28年)12月:採択結果公表(※前回(平成27年度)の採択結果

・2017年(平成29年)3月末までに事業完了(予定)(※設備を購入する場合、据付完了等)

 

上記にスケジュール感を見るに、採択から事業完了まで3ヶ月程度しかないことから、かなりタイトなスケジュールであると予想されます。

 

留意点

加点要素として、「平成28年7月1日に施行された中小企業等経営強化法に関する『経営力向上計画』の認定を受けた企業には加点する。」という項目が加わりました。

 

「経営力向上計画」の申請はある程度簡易で、提出から認定結果通知までは通常1か月程度と短期間で認定を受けることが出来るため、必ず認定を受ける必要があると考えます。

また、「経営力向上計画」には設備投資に対する固定資産税の軽減や信用保証枠の拡大、低利融資といった金融措置もあります。

※ 「経営力向上計画」の詳細

 

当事務所の対応

金融機関と業務提携しているため、補助金を受け取るまでの融資(補助金は前払ではなく、後払のため、資金手当が必要。)もサポートしております。

設備やソフトウェアなど購入の予定がございましたら、補助金の対象になるかお気軽にご相談ください。

 

 

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