診療所開業のスケジュール(4/4)|【神戸で愛されて30年】神戸の税理士 みそら税理士法人

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神戸
2019年2月18日

診療所開業のスケジュール(4/4)


こんにちは。みそら税理士法人 河村です。

初回第2回第3回に引き続き、クリニックの開業スケジュールについて記載します。

開業1年前からすべきこと

1.建築・設備計画

2.建築実施

3.医療機器導入

4.広告計画、実施

5.スタッフ募集

1.建築・設備計画、2.建築実施

業者の選定基準は

①価格 ②デザイン ③納期 ④アフターフォロー ⑤実績

などを比較して検討していくことになりますが、

⑤実績について、

クリニックの建築には医療法の理解やドクター動線・スタッフ動線・患者さま動線などその設計施工に特殊なノウハウが必要ですので、施工実績の豊富さは重要視する必要があります。

設計に1.5ヶ月程度、戸建施工に6~8ヶ月、テナント施工に2~4ヶ月必要となります。

3.医療機器導入

クリニックの施工状況に合わせて、タイミングよく設置する必要があるため、施工業者に建築スケジュールと機器納品スケジュールが一体となった、全体スケジュールを作成してもらうことが重要でしょう。

また、納品後の動作確認・取扱説明を受ける場合に、院長のみで聞くことが望ましいか、スタッフと共にオリエンテーションをすることが望ましいかを決めて機器業者に対応してもらうことも必要です。

4.広告計画、実施

広告期間、効果、予算などを考慮しながら、初年度と次年度以降分の広告計画を作成します。

主な広告例

①固定看板…駅、電柱、屋外、野立など

②広告…インターネット、電車・バス、折込、雑誌、DM

③企画…新聞、マスコミ、講演会、セミナー

④内覧会

患者さまの来院行動は、当初は医院や看板、チラシを見て来院しますが、徐々に、口コミで来院するようになります。

2年目以降の広告は、この事も考慮に入れて計画する必要があります。

5.スタッフ募集

最近の人手不足は深刻なものであり、スタッフ募集には多大な時間と労力が必要です。

ハローワーク、折込チラシ等だけではなく、人材紹介会社等を活用しクリニック運営に適切な人材の確保が重要となります。

また、募集に当たり、以下のようなことを明確に整理しておく必要があります。

・仕事内容 ・勤務形態 ・必要資格、経験 ・賃金条件

外部専門家(社会保険労務士など)の力も借り、良い人材の確保に時間をかける必要があります。

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