こんにちは。廣岡会計事務所 ?橋です。
早いもので、姫路は秋祭りのシーズンとなり、また忘年会の案内が来るなど、
少しずつ年末を意識する時期となりました。
経営者の皆様におかれましても、「今年も残り数か月、何か効果的な節税はないか」と
お考えの方もいらっしゃると思います。
今回は、ご存じでない方のために 小規模企業共済と経営セーフティ共済の制度のご紹介をさせて頂きます。
? ■ 小規模企業共済(個人事業者・経営者向け)
【目的】経営者個人の退職金積立のための共済制度
【特長】
・月額掛金1,000円?70,000円までで選択(年額840,000円が最高)
・掛金全額が個人の所得控除の対象となる。(掛金の額だけ所得が減るということです。)
・退職時に掛金を退職金として受取り、退職所得として税制上の優遇を受けることができる。
詳しくはこちら
http://www.smrj.go.jp/skyosai/index.html
■ 経営セーフティ共済(個人事業者・法人向け)
【目的】取引先の倒産時に連鎖倒産を防ぐために、 共済金の貸付を受けることができるように積み立てる共済制度
【特徴】
・月額掛金5,000円?200,000円 ・全額損金(必要経費)算入可能
・ただし、積立額の上限は800万 ・解約時は全額雑収入計上(税金の対象)となる。
詳しくはこちら http://www.smrj.go.jp/tkyosai/index.html
■ キャッシュフローもご考慮ください
両制度とも、原則は月々支払ですが、期末に向こう一年分を一括前納することにより、
今期の利益圧縮効果を得ることは可能です。
簡単にいうと、積立金が経費として計上できる、といったイメージです。
ただし、節税も必要ですが、キャッシュフローとのバランスを
よく考慮してご検討されることをお勧めいたします。
加入には若干の要件があります。詳しくは弊所までご相談ください。
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