こんにちは。廣岡会計事務所 高橋です。
先日、ベトナムに進出されているお客様からのご依頼により、
ベトナム現地法人の調査をさせていただきました。
急成長を遂げている国の文化に触れる初の訪越でしたので、ご報告いたします。
移動
ホーチミン中心部
早朝5:30、タンソンニャット国際空港に到着。まだ薄暗く、意外と日の出が遅い印象です。
独特のまとわりつくような空気を感じた後、ホーチミンに移動し、街を散策しました。
テレビでは見たことのある、道中びっしりと埋め尽くすおびただしい数のバイク。
なんと、この中をひかれないように横断しないといけません。命がけです。
バイクのエンジン音と人の波がこの国の独特の熱気を生み出しています。
不動産事情に変化あり
今年7月から外国人の不動産所有が解禁されました。
外国企業や外国人は集合住宅1棟のうち30%まで、
戸建住宅は1つの町村で250戸までの所有が可能になったそうです。
ちなみに所有権(使用権)は50年間で、さらに50年更新できるとのことです。
この20年間で、ベトナムは最貧国から中所得国にまで成長しており、
不動産投資においても2014年は海外からの送金額が約3000億円とも言われ、
世界的に見ても非常に高い水準となっています。
既に都市部における不動産価格は、他の東南アジア諸国と遜色ないレベルに到達しており、
今後、ますますこの地域の不動産事情が注目を集めるでしょう。
未来への可能性を感じました
わずか3日間の滞在でしたが、この国の限りない可能性を感じることができました。
人口9,000万人、最大都市人口900万人、日本とよく似ていますが、平均年齢は27歳です。
街を見渡すと確かに若いし、活気を感じます。
水牛の群れの向こうに高層ビルがそびえていたり、タクシーの運転が異常に荒かったりと、
数々のカルチャーショックも受けましたが、今まで勝手に抱いていたベトナムのイメージが大きく変わり、
この国をとても身近に感じることができました。
機会があれば、また何年後かに大きく変わったベトナムを見に行きたいと思います。
その頃には、現在着工中のモノレールや地下鉄が完成し、
今は道を覆い尽くしているバイクの数も激変していることでしょう。
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