医療法人化を検討しているのですが、法人化が可能な事業規模はどのくらいでしょうか？

医療法人化を検討しているのですが、法人化が可能な事業規模はどのくらいでしょうか？

一般的に医療法人化による節税メリットが生まれるのは、毎月の利益が100万円を超える頃です。そのため毎月の利益が100万円を超え始めた医院に、医療法人化をおすすめしています。

以下の式を用いると、医療法人化が有効かどうか判断できます。

利益の計算＝その月の収入金額－その月の経費－専従者給与

1. （例）医業収入500万円、医業費用350万円、専従者給与30万円
2. （例）医業収入400万円、医業費用300万円、専従者給与30万円

上記2つの例を先ほどの式に当てはめてみると、それぞれ以下のようになります。

1. 医業収入500万円－医業費用350万円－専従者給与30万円＝100万円
2. 医業収入400万円－医業費用300万円－専従者給与30万円＝70万円

例①のクリニックは月々の利益が100万円に達しているため、医療法人化を検討します。しかし例②のクリニックは毎月の利益が100万円に達しないので、節税効果はあまり出ないため医療法人化すべきタイミングではありません。

医療法人化について、詳しくは弊社にご相談ください。