医院・クリニックの税金対策として何ができますか?
医院・クリニックの税金対策として何ができますか?
ご相談内容
当事務所の対応
医院・クリニックの開業から3年ほど経ち、徐々に軌道に乗り始めると、少しでも税金を少額に抑えたいと思われるでしょう。
税金対策は様々ありますが、例えば中古車の購入を検討してみませんか?
「税金対策のために中古車を買った」という話を耳にされたことがあるかもしれません。なんとなく聞いたことはあっても、なんで新車ではなく中古車なの?といまいちピンと来ないことでしょう。
なぜ中古車の購入が、税金対策になるのかというと、新車よりも経費に計上できる金額が大きいからです。
- 新車(法定耐用年数:6年、購入金額600万円)600万円÷6年=100万円
- 中古車(4年落ち、購入金額600万円)600万円÷2年{中古車の耐用年数=(6年ー4年)+(4年×20%)=2.8年→2年}=300万円
【法定耐用年数を全て経過している資産の場合】中古車の耐用年数=法定耐用年数×20%
【法定耐用年数の一部を経過している資産の場合】中古車の耐用年数=(法定耐用年数ー経過年数)+(経過年数×20%)
※小数点以下(1年未満の端数)は切捨て、耐用年数が2年未満の場合は2年
このように購入金額が同じでも新車は年間100万円しか減価償却できませんが、中古車であれば年間300万円計上できるので、大きな税金対策になります。
ただし税金対策になるからというだけで、必要ない車を購入するのはおすすめできません。医院の状況によっては多少税金を支払ってでも、手元に現金を残しておくべき場合もあるからです。
医院によって適切な節税対策は異なるので、節税対策について悩まれている場合は、お気軽に弊社までご相談ください。