医院開業から5年経ち税金が増えたのですが、何か対策はありませんか?
医院開業から5年経ち税金が増えたのですが、何か対策はありませんか?
ご相談内容
当事務所の対応
医院開業から5年が経てば、経営が順調であれば多くの利益が生まれるため、比例して税金の額も増える時期です。
また開業時に借りた運転資金の返済や医療機器のリースなどが終わり、資金的にも余裕が出ている頃です。
開業から5年ほど経過した段階で、税金対策の一つとして医療法人化を検討する先生は多くいらっしゃいます。
しかし医療法人は医療法によって様々な規制がされており、法人化すると簡単に個人経営には戻れません。現在のクリニックの経営内容・財務状況・職員構成などから考えて、法人化にメリットがあるのかデメリットがないかしっかりと確認する必要があります。
クリニックの利益が1000万円を超えていれば、医療法人化により税金が少なくなりやすいので、これを税金対策になる目安としてください。
医療法人化は税金対策に有効なだけではなく、事業承継対策にも有効です。特に後継者が決まっていない場合には、医療法人化しておくのがおすすめです。
ただし医師国保または歯科医師国保に加入しているかどうかにより、医療法人化により得られるメリットや法人化に必要な手続き方法も変わるので、必ず社会保険労務士に相談するにをおすすめします。
弊社はこれまで多くのクリニックの医療法人化に携わってきており、様々な事例・ノウハウを持っています。医療法人化に興味があられる場合は、お気軽に弊社までご相談ください。